育児中、妻に無視されるとつらいですよね…
「育児に追われて毎日バタバタ…気づけば、妻とほとんど会話してない」
「話しかけても返事がそっけない、なんか無視されてる?」
子どもが生まれて生活が一変すると、夫婦の関係もガラッと変わるもの。
でも、そんな中で妻からの無視が続くと、「このままで大丈夫かな…?」と不安になりますよね。
この記事では、育児中に起こりやすい夫婦のすれ違いに注目しながら、
妻との関係を修復して離婚の危機を防ぐための3つの具体策をご紹介します。
忙しい中でも、ちょっとした気づきと行動で、関係はきっと変えられます。
一緒に「今できること」から考えてみましょう。
離婚すべき?妻との関係に悩んだときに考えたいこと
大前提として、離婚が不幸なのではありません。モラハラな相手、結婚後価値観が合わない相手とは離婚した方が良いケースもあります。むしろしてください。
大切なのは、自分に合った人生を送れること。そのためのパートナーとして今の相手といたいこと。つまり、そこに愛があるかないか。
そして、相手と一生を共に過ごしたい思えるのなら、以下のように関係値の維持を図るのは必要なメンテナンスと言えます。
子育て中に妻との関係が悪化する原因とその対処法
それではなぜ、子育ては離婚を誘発しやすいのでしょうか?それは、これまでの一対一の関係とは違い、思いやりを発揮すべき対象が二人になるからです。しかも子供は、親が守ってあげないといけないことがたくさんあるし、対話が通用しない。
そうすると、これまで何気なく自分が取っていた行動が、急に自己中心的と思われ目立ってしまうことが多い。だからお互いの不満やストレスが溜まり、離婚の危機に陥りやすいのです。
離婚を避けるには?夫婦関係を修復するコミュニケーション術
定期的な健康診断と同じように、実は相手との関係値を日々チェックする必要がありますが、実際それは”なあなあ”になってしまっていませんか。ではチェックをしていくにはどうするか。そこで、コミュニケーションが取れる健全な関係値が必要になってくるわけです。その信頼の築き方を3つ書きます。
【対策①】妻が無視する本当の理由を観察から見抜く
「相手が不機嫌な原因は自分にある」「問題は自分にしかない」。そう思い込んでしまうことで、むしろ原因が見つからないことがあります。たしかに自分自身がいけないことも多いでしょう。しかし、そうではない悩みを妻が抱えていることもある。
つまり、妻を注意深く観察し、そこから本当の悩みを把握することが大切になります。そうしないと、本当に有効な手は打てないからです。たとえば、お腹が空いている相手を、遊園地へ連れて行って機嫌を取ろうとしても、意味がないと思いませんか?
より踏み込んで考えてみます。妻が日々忙しそうにしている中で、自分がゴミ出しを忘れ、激怒されたとしましょう。一見、ゴミ出し忘れが元凶のように見えます。しかし、本当はいろんなアングルから真因をが考えるべきなのです。
「共働きをしなければならず、日々ストレスフルだな。」「むしろ私はもっと仕事がしたい。」「保護者としての保育園との日常的対応も、自分だけが気にしている。」「相手が断りもなく好き勝手に飲み会の予定を入れてくる。」「子供がご飯を食べてくれず悩んでいる。」
ランダムに書きましたが、パッと思いつくだけでもこれだけあります。この中から、どれかを深掘りしたり、もっと相手を観察したり、具体的に質問をしてみたりすることで、本当の理由を見つけることになります。そして結果的に自分が悪ければ、その理由を元に自分を直しましょう。

【対策②】言葉より行動!妻の感情を優先する思いやりの示し方
行動しましょう。少しでも。喋ることも行動ではありますが、「口先だけ、言うだけの人」と思われると信頼値は積み上がってはいきません。そして関係値も修復されません。
行動は雄弁なのです。家事育児、洗濯、自分の親との調整。対策①で見えてきた、相手がやってくれたら嬉しいなと思うことを、そのままやればいいのです。
とはいえ、「そんなに簡単じゃないよ。」「何から手をつければ良いのか。」など思うところはいろいろあると思います。家事や育児の効率化は一つ手をつけやすい側面だとは思うので、ご参考までに本ブログのリンクを貼っておきます。
【対策③】離婚危機は突然じゃない|夫婦の溝を生む“日々の積み重ね”とは
ある日突然大喧嘩をして、家を出て行かれ、離婚する。この流れだと大喧嘩が原因のように見えますが、本当は違う場合がほとんどでしょう。例外的なものは一発アウト系で、犯罪や浮気でしょうか。つまり離婚に至るまでの本当の理由は、単発でなく日々のストレスや不信感の積み重ねです。
このため、相手を思いやり、毎日相手を観察もし、毎日行動もすることが、離婚回避に繋がってくるわけです。
だから、歯磨きを毎日して虫歯を予防するのと同じように、毎日の行動を考えて変えていくしかない。
日々の行動を変えるには、行動管理の方法が有効です。ビジネスパーソンであれば、プロジェクト管理で目標を達成するための手法と似ているでしょう。ご参考までに、書籍を貼っておきます。
夫婦関係を守るために今できること|小さな行動が未来を変える
これまで具体策①から③までを紹介しました。日々の相手と過ごす中では、一つ一つは難しいことではないと思います。しかし、特にこれまで意識していなかったならば、毎日行うのはきっと簡単ではないでしょう。
それでも、冒頭で述べたように、「一生を共に、幸せに過ごしたい思える」相手なら、誰だって離婚したくない。
だから妻との関係値を保ちましょう。メンテナンスしましょう。かけがえのない幸せな日々を守るためには、想いと行動が必要です。
本記事で、皆さんの笑顔が増える人生を、心より願っています。